【大路吾郎(ジゴロー)】

■香港出身の超人気モデル。台湾に来て撮影中に同じくモデルの仕事で通 りがかったさえに、「仕事がいやなら逃げちゃえば?」と言われ恋に落ちる。
盲目的にさえを愛するジゴローだが、さえの心はずっととーじ(東寺森/ケンジ・ウー)にあり、ジゴローとつきあうのも全て計算ずく。とーじともも(アニー・ウー)を別 れさせるための一歩だった。そうとはわからないジゴローはさえのために、さえの「ももはジゴローの大ファンで一度抱かれたいと言っていた。だから願いを叶えてあげて」という嘘にまんまとひっかかり、嫌々ながらもももを襲う。
それがきっかけでさえの思惑通 り、ももととーじの仲はぎくしゃくし、別れることに。それを慰めたカイリ(ヴァネス・ウー)にももの心は揺れ、さえはまんまとジゴローを捨て、とーじとつきあうことに。とーじは全てさえの策略と知っていたが、「もしバラしたら、ももとジゴローの抱き合っている写 真を雑誌に売る」と脅されもものために泣き寝入り。
とーじはさえとつきあいながらも、ずっとその写真を探していてそれを取り戻しさえすればまたももとつきあえると思っていた。
そんなあるときさえの部屋にものを取りにいき、そのついでに写 真を探す。そして写真を見つけたとーじはそれをジゴローに送りつける。 真実を知ったジゴローはさえのもとへ行き、怒りを爆発。結局その写 真はマスコミに流れるのだが、ジゴローはそれを「新しいドラマの撮影だ」と逆に宣伝に使い、ももとともに難を逃れる。 全ては解決したが、既にももの心はとーじにはなく、辛い時に側にいてくれたカイリに傾いてた。

学校の中まで外車(カブリオレ!)でお迎え、みんなにキャーキャー言われる。誰もが知っている人気モデル。なのにあんな性悪女にひっかかるなんてー(泣)情けない…。「君は弱いからいじめられる」とか言ってるし…。でもこれが世の中の男の基本像なのかもね…。
どう考えても犯罪行為並みのさえの思い通りになってるあたり…超トホホ。
あっさりとーじにために捨てられてどうなったのかと思ったら、最後の方に出てきて、やっとさえをどんな人間が悟った様子(遅っ)
そして、あんなひどいことをした、ももに何故か「人生論、恋愛論」的なものを語ってかっこつけて去っていきました(笑)

例によってケンカ弱い。とーじとカイリにボコられる場面では「やめてー顔はやめてあげてー商売道具だからー!」と止めたい気分でした(笑)
モデルのくせに(超偏見)身持ちが固い。私なら抱いてvって子が来たら進んでやっちゃいますけど…あれ…? でも男なら一度は言ってみたいセリフ「俺とこうなりたかったんだろ?」が!うわー言いてー言われてー!

記念すべき台湾デビュー作。さすがに今見ると若いですねぇ。
何となーく北京語が今より怪しい気もする…。
まーでも最初がこれでキャラがしばらく決まってしまった気もします。